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【フリーランス】グラフィックデザイナーに必要なスキル9選

知識と想像力を駆使してビジュアルを具現化し、お客様の販売促進に助力することが「グラフィックデザイン」です。
グラフィックデザイナーはお客様のイメージをビジュアルとして起こす仕事です。

webサイトやアプリ開発などでグラフィックデザインの需要はますます増え続けています。
最近は社内にデザイナーを置かず、フリーランスのデザイナーに外注する会社も増えてきています。
優れたグラフィックデザイナーが求められている中でどうやって選ばれて残っていくか、考えなければいけません。

選ばれるデザイナーになるためには

グラフィックデザインの需要が増えているとはいえ、グラフィックデザインの世界は競争が常です。フリーランスのデザイナーが増えているため、デザイナーの競争は勢いを増しつつあります。

実際競争をしている自覚はないかもしれませんが、プロフィールや実績からお客様によって選ばれています。
ウェブやSNSの普及により、イラスト、デザインなどのテクニックは盛んに情報交換がされています。
つまりクリエーターの技術底上げにより、デザイナーのライバルは昔より多いということです。

数いるデザイナーの中から選ばれるためには、センスはもちろん、技術が上でなければいけません。
今ある技術を突き詰めて、磨き、新しい技術を習得する必要があります。

成功しているグラフィックデザイナーは常に先を読んでいます。
お客様も優れたデザイナーを求めています。

適切なスキルがあればお客様を引きつけることは容易になります。

グラフィックデザイナーとして5年以内に習得すべきスキル

1.ビジネスの知識を広げる

新しい企画を始めるときに、デザイナーとお客様と会議をします。
私たちはお客様と対話するときに、お客様の感覚を汲み取ることが必要となります。
お客様より下の立場にならなくてもいいですが、「理解しようとする姿勢」が大事です。

流通やペルソナなどの補足知識、ビジネスのことを理解することでお客様との長い付き合いが可能となります。
何でも指示してあげないといけないデザイナーより、1言えば10汲み取るデザイナーがお客様にとって優れたビジネスパートナーとなります。

また、新しい提案をできるデザイナーも優れています。
例えばお客様はウェブサイトを運営する為に有益な情報、テクニックを求めています。
グラフィックデザインの技術と少し異なりますが、技術のジャンルとしてはお隣さんくらいです。

グラフィックデザインはもちろん、もう一つ踏み込んだ知識を提供することにより他のデザイナーより頭ひとつ出て選ばれる可能性が高くなります。

2.創造性の向上

ウェブサイトやアプリを魅力的なビジュアルでレイアウトすることがグラフィックデザイナーの仕事です。
成功しているグラフィックデザイナーは他の人では思いつかないような個性的なデザイン、無駄のない洗練されたデザイン、など人々を魅了するデザインを提案し続けています。
そしてさらに向上心をもち他のデザイナーが付け入る隙もありません。むろん、選ばれるデザイナーは他のデザイナーを意識してないかもしれません。お客様に応えようとした結果、他のデザイナーより結果的に優れていた。というのが正解でしょう。

自分ごとのようにデザインを究極まで突き詰めていくことが選ばれるデザイナーの秘訣です。
メモ帳を側に置いておくとアイディアを逃すことなく書き留めれるのでおすすめです。

3.タイポグラフィの知識

消費者は文字を読んでサービスの内容を理解します。内容を伝えるためには、伝わりやすいタイポグラフィにすることが大事です。
タイポグラフィは読みやすさと美しさを重視した技芸です。

レイアウトが素晴らしくても、タイポグラフィの出来によって最終的な印象は大きく変わります。

フォントだけに注意するのではなく、そもそもタイポグラフィの知識を深めることが必要です。
トラッキングや、行間や改行のタイミング、フォントの大きさはタイポグラフィのほんの一部に過ぎません。

優れたデザイナーは客観的目線で物事を考えます。
一度休息してから改めてデザインを見直してください。新しい発見や改善点が見つかります。
タイポグラフィの技術を高めるにはたくさんのデザインをこなすことです。

4.途中で投げ出さない

新しいウェブサイトやプロジェクトを開発するとき、綿密な計画を立てて進行していきます。
しかし、どんなプロジェクトでも必ず問題に直面します。

問題に当たった時に行きあたりばったりのデザインで完結させるデザイナーもいます。
しかし、問題を避けてデザインしてしまうと新しいお客様は来てくれないでしょう。

プロジェクトの進行中、グラフィックデザイナーは視野が狭くなっています。
問題に直面したときは、客観的に見直すことが大事です。あるいは、他のデザイナーに相談することで解決のヒントを貰えるかもしれません。

最後までこだわり続けたデザインには美しく「神が宿っている」でしょう。

5.ソフトウェアの新しい知識

デザインのソフトにおいて、デザイナーの多くは今の業務に必要なツールを中心に知識を深めている状態です。ソフトウェアのすべてを深く理解しているとは言い難いです。
ソフトウェアの知識の偏りは、技術や流行りの進化についていけなくなる場合があります。

AdobeのIllustratorとPhotoshopもCS6は古いバージョンです。
今はCCのバージョンが毎年更新し続け、私達が手作業で行っていた業務が簡単に一つの効果で可能なこともあります。

今使っているソフトウェアだけでなく新しい技術を学ばなければいけません。
ウェブサイトの設計の知識やSEO対策など、知識が豊富であればウェブサイトの構築は容易になります。
デザインとウェブサイトの知識の両方を提供できればお客様から評価され、頼らざる得ない存在になります。

コーディングやウェブサイトの運営の手順など、スキルを覚えるには多くの時間と労力が必要です。
しかし新しいスキルを身に着ければ、求められるフリーランスのグラフィックデザイナーとして5年は寿命が伸びます。

6.SNSの活用

企業が外注するグラフィックデザイナーの半数はフリーランスです。
フリーランスは情報発信とコミュニケーションや受注を目的としてSNSを多く活用してます。
Twitter、Instagram、Facebookなどで自分の実績を発信することも大切な仕事です。
SNSの発信はフリーランサーにとって長期的に生き残る術です。SNSで発信することは潜在的なお客様獲得のキッカケとなります。

また、自分の実績をまとめたウェブサイトをもつことも併せておすすめします。
ウェブサイトに実績をまとめておけば、たくさんの人に見てもらい過去の仕事、実力が明確に伝わりやすくなります。
実績は最新のものを常にアップするようにしてください。
定期的な実績開示は定期的にお仕事をもらっている証になります。

クリエーターのイベントがあればなるべく足を運んでください。
そこで新しいお客様やフリーランスの知り合いも増えるでしょう。

人間のネットワークを大事にしてください。いずれこれらの縁から新しいお仕事に繋がります。

7.CSSとHTML

市場がインターネットに移っている今、ウェブサイトの構築におけるプログラミングの知識は非常に重要です。
新しいスキルを学ぶ最初の選択肢にCSSとHTMLを考えることは賢い選択といえます。
CSSとHTMLはウェブサイトを構築するためのプログラミング言語です。

CSSとHTMLの基礎知識があれば、独自のグラフィック、ウェブデザインの柔軟性と汎用性を生み出すことができます。
プログラミングは難しいですが、CSSとHTMLの問題解決のページは検索すればたくさんヒットします。

時間があれば、JavaやPythonの勉強もおすすめします。これらのプログラミング言語もスキルとしてかなり役に立ちます。

8.スケジュールの管理

業績の安定した会社からグラフィックデザイン業務をすべて任せてもらえることが、グラフィックデザインのフリーランスにとっての目標です。
しかし、業務が多くなればなるほどスケジュール管理が難しくなります。これはお客様が増えるだけ困難になってきます。

最も大事なことは納期を守ることです。納期を守ることはグラフィックデザイナーとして長期的に成功するための必須事項です。

大きなプロジェクトに取り掛かるなら、業務の一端を外注してもいいと思います。
外注するときは外注先に、進捗の報告をもらうこと、コミュニケーションが大事になってきます。
チームを管理することは難しいですが、大きなプロジェクトを達成することにより、グラフィックデザイナーとしての信頼は厚くなります。

また、プロジェクトの内容やチーム管理で失敗があるでしょう。しかしいずれ起業して従業員を雇うことを視野に入れたり、もっと大きなプロジェクトをもある可能性もあります。その時は、この経験がきっと自分を支えてくれるでしょう。

9.マーケティングと最終成果

魅力的で機能的なウェブサイトを作ることも大事ですが、その後ウェブサイトへの訪問者や結果を確認することも大事です。
コンテンツやサイトマップなど、魅力的で使いやすいサイトへアップデートすることがデザイナーへの評価となります。

サイトスピードが遅かったり、使いにくいサイトはGoogle検索エンジンの評価が低いランキングになります。
ウェブサイトはGoogle検索エンジンから高い評価をもらわなければ、検索の上位に表示されません。
Googleがどのようにウェブサイトを評価するのか知れば、顧客向けに素晴らしいウェブサイトを提供することができます。

デジタルマーケティングの専門家に意見を伺うのも良い選択です。
専門家を決めるときは、どのような実績があるかしっかり確認しましょう。
専門家からアドバイスを貰えれば、よりよいウェブサイトを構築できます。

少ない人数でウェブサイトを運営できればお客様にとっても嬉しいことです。
(人件費が抑えられるから)

まとめ

進化するデジタル業界で成長することを諦めると、あっという間に仕事をもらえなくなります。
ウェブデザインにおいて、常に先を行こうとすることはあなたのフリーランス、デザイナーの寿命を延ばすことに繋がります。

今の実績に満足して何もしないことは勿体ないです。絶えず勉強をして進化し続けてください。
グラフィックデザインの技術があなたを追い越す前に。

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