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デザインをもっと楽しくするマインド6つのコツ

最近改めて知ったんですが、物をデザインするのって本当に大変なんだなって。本当に難しいです。

デザイナーはその会社や製品の業界でどのような問題があるか、どのようなデザインがユーザーの心に刺さるか特定しなければいけません。

日々デザインについて苦悩している私ですが、やっぱりデザインは楽しみながら制作することが一番だということにたどり着きました。

今回はデザインを楽しむことについてお話していきたいと思います。

実際にデザイナーは大変な仕事である

プレッシャーや疲労は大敵

私たちはユーザーを理解するために多くの共感を得ようとしますが、時にはとても疲れることもあります。一日の終わりには、家で何もできないほどに疲れていて色々なことに頭が回りません。そして、ただこのプロジェクトを終わらせたいと思っています。

そしてこの疲労で思考停止している状態が、デザインするときに行き詰ってしまう原因の落とし穴だと個人的には思っています。

デザイナーとして、ユーザー目線、ビジネス目線、テクノロジー目線など、デザイナーが満たさなければならないニーズはたくさんあると感じることが多いです。そして、正直に言うと、それがプレッシャーになってしまいます。

人のためにデザインする楽しさを失ってしまいます。クライアントの問題を解決することで助けたいと思っているのに、デザインすることが楽しくなくなってしまう。情熱と現実はいつもマッチングしません。

強制的に楽しんでみる

自問自答し続けています。デザインを真剣に考えていなかったらどうなるんだろう?問題を考えすぎてはいけないのか?人のためにデザインすることを本当に楽しむにはどうしたらいいのか?

パズルのように楽しんでみる

そこで、強制的に「今の工程で楽しいところ」を探してみることにしました。

一度、脳をリフレッシュさせるために私はよくピンタレストを見に行きます。工夫されたデザインを見て「あ、こんなテイストためしてみたらどうなるんだろう?」とか色も変えてみようとか、ピンタレストのデザインを参考にしながらパズルのようにプロジェクトのデザインを改良していきます。

デザインが豊かになる

考えすぎないことで、デザインって本当に楽しいんだなと実感しました。結果にこだわらないのではなく、プロセスを楽しむことで、仕事をしながら楽しい環境を作ることができます。子供のような気持ちで、プロジェクトを遊び場だと思っていると、デザインの自由度が増すこともあります。

01. クリエイティブマインドを開放する

様々なアイディアを出していると、一つの考えに行き詰ってしまうことがよくあります。デザイナーはデザインプロセスに沿って、同じ手法を何度も何度もやるのが普通です。

リサーチをして、ミーティングで修正箇所を把握し、問題点を定義して、というように、同じやり方でデザインプロセスを改善していくのは、非常に労力を消費します。

マンネリ化しがち

同じ手法を何度も繰り返してもつまらないということがわかりました。

製品やサイトの問題を書き出したものを作成したり、戦略目標をたてたり、ユーザーの求める需要を理解したり、ソリューションを開発する上で問題追求は本当に役立ちます。

しかし、それとは違う新しいアプローチを考えてみてください。デザイナーは心をリフレッシュし、テーブルに最高のアイデアを引き出すことができる、より遊び心のある方法を必要としています。

02. 失敗しても大丈夫

デザインのプロセスは、始まりと終わりの連続です。デザインの制作がうまくいかなかったとき、「もうこれ以上はできない、この世の終わりだ」と思ってしまいます。失敗を恐れているからこそ、考えすぎてしまうのです。

完璧を求めると、リスクを取りにくくなり完成は遠のきます。「完璧にしよう」という考えは創造性と改革をも難しくします。

私の母はいつも「失敗してもいいんだよ、みんなに気に入られなくてもいいんだよ」と言っていました。確かに、失敗したときに犠牲になるものがあるのは事実ですが、その反面、将来のためにもっと大切なことが学べます。その学びは、私たちをより良い判断に導くことができるのです。

仕事だって、同じです。失敗してもいいと思います。早く取り戻せばいいだけです。

「我々の最大の栄光は、決して落ちないことではなく、我々が落ちるたびに上昇することである」 ー孔子

03. こまめに休憩をとりましょう

時間の制約が、デザインの創造性をなくしてしまうことを学びました。そして、脳は、あまりにも長く考えすぎると本当に集中できません。

だからこそ、時間の制約を持ち、休憩を取ることは、私たちの生産性を維持するために重要なのです。

2時間おきに休憩をとる

例えば、ミーティングは2時間以上実行しないようにしましょう。

ある研究によると、時間を決めることによって、思考の選択肢は必要のないものから切り捨てていきます。時間の制約を設けることで、脳をより創造的にし、管理可能と思われる量の選択肢の数を減らすします。

ミーティングに集中した後、脳の集中は2時間後、思考停止しています。永遠にずっと集中し続けることは不可能です。だからこそ、休憩をとることは、脳を充電するための大切な時間なのです。

リフレッシュの方法は、散歩に行くとか、仮眠をとるなど、一度デザインから離れたほうが有効です。

04. あなたは一人ではない

デザイナーひとりがのすべての責任を負うと考えてはいけません。人々は、最適なデザインを提案するのがデザイナーの仕事だと思うかもしれません。

しかし、実際にはデザイナー以外のチーム全員が、デザインやコンセプトについて考える責任を負っています。

プロジェクトは、デザイナーだけの責任ではないと個人的には思っているのですが、周りのひとたちはデザイナーにプレッシャーをかけすぎる傾向があります。そのため、一歩一歩を真剣に考えすぎてしまいます。

そして、プレッシャーははデザイナーの意思決定の仕方に影響を与えます。デザイナーはデザインの意思決定から罪悪感を感じたくありません。間違いを犯すリスクを避けるために、創造性を殺すことにつながります。

創造的なアウトプットを高める最善の方法は、同僚とアイデアを共有することです。最も偉大な科学的発見のいくつかは、科学者が一人で研究していたときではなく、グループが協力して集団で問題を解決したときに起こりました。

05. 「知らない」ことは、学ぶための最良の方法である

デザイナーのところに来る人の多くは、「解決策を考えてください」と言って来ます。そう言われると、自分にプレッシャーをかけてしまうことが多いです。

全ての業種においてデザインで解決する方法を持っていることがデザイナーには求められてしまいます。しかし、全ての業種に精通しているわけではないので、最善の方法とは何かを考えるだけで疲れてしまうことが多かったです。

「知らない」はレベルアップのチャンス

「知らない」という思い込みから解放されることで、解決のための別の可能性が見えてくる。「知らない」ということは、本当に新しいアイデアを探る出発点なのです。

知らないことがあれば調べたり実践して知ってることに変えていきましょう。それが実現すれば、これまでよりもっと自由になります。「知らない」ことがあるということは、その「知らない」ことを知れば今よりもっとレベルアップするということです。

一度知らないことから知ってることへのレベルアップをすれば、次からはやり方がわかります。

私の知る経験のコツは

  • とりあえずやってみること
  • うまくいかなくてもやってみること
  • 気になったら「なぜそういうことをするのか」など、掘り下げて知らないことをなくすこと

最初はどんなことでも手順がわからないので戸惑い、時間がかかってしまいます。作業時間が長くなればプレッシャーとストレスが多くなりますが、不当なストレスでない限りは耐えてみましょう。

何度も繰り返すことで、できないことも「普通」になっていきます。

「素晴らしいデザインを生み出すためには、特に市場で革新的なデザインを生み出すためには、今の私たちにはない知識が必要です。ユーザーに関する知識、ユーザーがどのように働いているのか、ユーザーの生活をより良くするために何が必要なのか。この情報を得られなければ、あるいは間違った推測をすれば、失敗するでしょう。」ー ジャレッド・スプール

真面目になりすぎないように。知らないことは知ればいいだけです。「知らないこと」を見つけた時はチャンスです。

「それはできません」と言う前に、「なるほど、調べてみましょう」と言ってみましょう。物事の流れに身を任せればデザイナーの創造性は新しい領域へと羽ばたくことができます。

06. 幸せになること、人を幸せにすることを考える

結局のところ、デザイナーがやりたいことは、人々の問題解決の手助けをすることだと思っています。ターゲットとするユーザーが誰であろうと、その人の人生にとって意味のあるものを作りたいと思っています。そして、最終的な結果を考えるときにプレッシャーをかけすぎると、デザインの判断に影響してしまいがちです。

私は決断するときにストレスを感じることがよくありました。それは、ユーザーの最終的な気持ちを考えていなかったからです。デザイナーの仕事は、ユーザーの共感を理解することです。しかし、その共感が原因で、ユーザーの問題を考えたときに不幸になってしまうことが多かった。それよりも、逆のことを考えるべきだと思います。

ユーザーに幸せな気持ちになってもらいたいのであれば、プロジェクトを進めている時に考えてみるといいと思います。デザインを決めている間は、自分を追い込みすぎないようにしましょう。ユーザーに喜んでもらいたいのであれば、その気持ちを考えながら作業をしましょう。その気持ちを持っているだけで、デザインをするときの気持ちが軽くなります。

デザインを楽しくする方法は、デザイナーそれぞれだと思います。以上が今頭に浮かんだことです。問題を解決することは本当に楽しいことだと思います。ただ、それをどうやって実行していくかで、楽しさが失われてしまうこともあると思います。

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