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企業のSNSマーケティング戦略!データでみる運用のポイント

ビジネスにおけるSNSの重要性は年々高まっています。
プライベートやビジネスにしてもSNSに依存し、活用している人は増えるばかりです。
SNSは今後さらに大きな存在になることは間違いないです。

気軽に世界中の何百万人もの人々とつながれるSNSは最高のツールです。
世間に認知度を高めたい企業にとって重要な手段となっています。

ビジネスにおけるSNSの重要性

若者に人気のInstagramには8億人以上のユーザーがおり、Facebookには月間20億人のアクティブユーザーがいます。
もし会社が発展し、生き残ることを考えるならば今すぐSNSに登録すべきでしょう。

今もSNSのユーザーは増え続けていて、SNSは生活の一部になりつつあります。
SNS業界は今後数年間でさらに成長し、無視することのできないツールになっていきます。

SNSにおけるユーザーの動き

SNSって友達とコミュニケーションするだけのツールじゃないの?とおもっていませんか?
確かにそうです。ユーザーはSNSの中で自由に行動し、いつも楽しいコンテンツを探しています。例えばお気に入りのブランドだったり、飲食の話もしているでしょう。

これらのSNSユーザーに関心を持ってもらうことが大事です。

世界の半分弱はSNSユーザー

2019年のSNS統計によると、現在、SNSの利用者は世界中に32億人います。これは、現在の世界総人口の約42%です。
SNSを利用していない人を探すのは逆に難しい時代です。
会社のアカウントは未開設ながらもプライベートでSNSのアカウントをもっている人はいるでしょう。

SNSユーザー平均利用時間

興味深い調査によると、コミュニケーションを含むSNSユーザーの一日の利用時間は2時間22分。
仕事の休憩時間だったり、移動時間、就寝前などSNSユーザーは常にスキマ時間にSNSを見ています。
中には依存的にSNSを閲覧し、SNSに自分の居場所を探してる人もいます。

SNSは格安広告

会社におけるSNSマーケティングは新しい分野ですが、正しい戦略と継続的なアピールにより確実に実績が出ています。
SNSを取り入れ実績をあげた会社は、SNSマーケティングが現代において必須な部門であり、ちからを注ぐことは当然のことだと気づいています。

広告費用の削減

印刷媒体、テレビ、ラジオ広告などの従来の広告方法と比較すると、SNS広告は信頼できるだけでなく、安価です。
SNSを利用するだけなら無料です。有料広告はフォロワーを増やしてからでもいいので、自分のペースで自由に成長できます。

リアルタイムの分析

広告が機能しているかどうかを知ることは、広告を改善するために不可欠です。
紙や看板などの広告を行う場合、広告キャンペーンの効果を分析することは難しいです。分析するにしても一定期間経たないと効果を確認することはできません。
一方、SNS広告を使用すると、広告の掲載結果を常にリアルタイムで把握することができます。
その場で広告を変更し、即座に結果を確認できます。

ここ数年でSNSが想像以上に大きくなりマーケティングとして必要不可欠であり、重要な分野であることは否定できない事実です。
最も大事なことは、あなたの会社はその波に乗れているか?ということです。

ブランド認知度を高める

ブランド認知度の向上に関してSNSは強力なツールであることが証明されています。
ブランドを構築する方法としてSNSを却下する企業があります。しかしSNSを利用しない選択は、競合他社に大きく遅れをとっています。競争で他社は走っているのに、歩いている状況です。
一方、評判の良い最高マーケティング責任者の多くは、SNSがブランド認知度に明確な影響を与えることを知っています。

ターゲットを絞った活動

従来の広告では、ターゲットとなるお客様を選ぶことは難しいです。
例えば新聞広告など紙媒体で自社製品をアピールしたとします。しかし、あなたは大きな投資をしていても収益が悲惨であることもあります。
ターゲットを絞った見込み客(フォロワー)にSNS広告を見てもらえるよう活動しましょう。
「企業らしさ」というもとのがあるので趣味のような自由でチグハグな発言は控えたほうがいいです。

また、よい見本として既にSNSで人気の企業をしっかり観察するのも素晴らしい参考になります。

日本で参考になる企業

「企業」でありながらとても人気がありユニークなアカウントがあります。
少しですがTwitterで人気の企業アカウントをご紹介します。

  • キングジム@kingjim
  • セガ公式アカウント @SEGA_OFFICIAL
  • 株式会社タニタ @TANITAofficial
  • 井村屋(株)公式アカウントです(´∀`) @IMURAYA_DM

これらの企業アカウントは見ていて飽きないです。まるで友達と遊んでいるかのようにカジュアルな発信をしています。
そして自社製品のアピールも忘れません。

自社のコンテンツを拡散してもらう方法

SNSで肯定的な体験をした71%の消費者は、ブランドを他の人に勧める可能性が高くなるというデータがあります。

例えば自社の発信に対して反応してくれたユーザーには丁寧に返信しましょう。
ここでいう丁寧はシビアな内容でなければユーモアも交えて返信するとよいです。
しっかりアクションに対して反応することが、ユーザーにとって肯定的な体験へとなり企業ファンへ成長します。

写真や動画を使用する

ユーザーに向けて写真や動画の目を引くビジュアルを使用して注目を集めましょう。
画像や動画は、SNSでブランド認知度を高めるのに役立ちます。
ユーザーの反応を増やすだけでなく、視覚的にわかりやすいため拡散しやすくなります。

会話をしてみる

SNSは、コミュニケーションするためのものです。企業がビジネスのことを一方向に発信しても、注目を集めることはほとんどありません。
ではどうするのか?会話やトレンドに参加してください。他の人と会話したり、タグ付けしたり、言及したりして、ユニークな企業であると思ってもらいましょう。

どういった内容に反応すればいいか?

  • 日本中が社会現象になるほど夢中になるイベント(スポーツなど)
  • 地元ネタ(地元あるある、地元グルメ、イベント)

SNSでブランド認知度を高めるために行うことすべては、企業にとって全体的な成長に影響することを忘れないでください。

インバウンドマーケティングに徹する

インバウンドマーケティングという言葉を最近耳にしませんか?
インバウンドマーケティングとは見込み客から「見つけてもらう」ことを目標としているマーケティングです。
反対に「売り込む」マーケティングは「アウトバウンド・マーケティング」と言います。
従来はこの手法がメインだったかもしれませんが、SNSでは違います。

SNSでユーザーの多くはプライベートの活動をしています。要は楽しむためにSNSを活用しています。
そこに「売り込む」マーケティングが現れたらどうでしょう?
そのアカウントはブロックされ、ユーザーは逃げていくに違いありません。

しつこいセールスマンは嫌われます。
もし見込み客に認知してもらいたいならインバウンドマーケティングに徹するしかないでしょう。

ハッシュタグを使いこなす

何を発信したらいいか悩んだ時、ハッシュタグを利用するのも新しい見込み客を獲得する最良の方法の一つです。
ハッシュタグとは「#」のことです。半角シャープのことをSNSではハッシュタグと言います。

このハッシュタグに流行りのコンテンツをつなげて打つと同じことに興味をもっている人に見てもらえます。

例えば記事を書いている今日は「#Windows7の思い出」がトレンドのハッシュタグです。
このハッシュタグをクリックすれば「Windows7の思い出」について話している人の反応がみれます。

ハッシュタグの流行りに乗ってツイートしてみてください。
ジャンル関係なく色々な人に興味を持ってもらえるきっかけになります。

ハッシュタグはGoogleよりも情報が早い

何か検索するときGoogleで検索すると思いますが、あまりに小さなコンテンツや今起こってることを調べる時、ハッシュタグのほうが優れています。

Google検索に乗るためには誰かがサイトでまとめてからGoogleに認識され表示されますがその速さはどうしても遅いです。
一方ハッシュタグは「今」です。
例えばイベントでの「こんなことしてますよ」と写真を交えて発信していたり、
今起こっている災害などがユーザーの発信によりリアルタイムで確認できます。

この速さがハッシュタグを利用するメリットでり、多くの人の目にとまります。

顧客を満足させる

新しい顧客を獲得したい気持ちはわかりますが、焦らないでください。
なぜなら、新しい顧客を獲得することはより困難ですが、既存の顧客を維持することは10倍簡単です。
既存の顧客を大事にしてください。そのために顧客満足が最優先事項です。

幸いSNSに企業アカウントを開設していれば顧客と対話することができます。
顧客がどんな困難に直面しているか、どんなことに不便さを感じているか?
ユーザーの意見は新製品のヒントです。
あるいは、製品に対して使い勝手の悪さや、新しい機能を希望しているかもしれません。
具体的にどのように顧客満足度を上げるのか?

  • 「自社の社名」や「製品名」を検索してください。見込み客はどんな会話をしていますか?
    SNSはほとんどのユーザーがプライベートで使用しています。
    話す内容はお世辞などなくすべて本音で発言している可能性が高いです。
    これが製品向上の質のよいヒントになります。
  • 「使い方がわからない」など見つけたら積極的に話しかけてもいいでしょう。ユーザーにびっくりされるでしょうが、悪い印象は与えないので行動すべきです。
  • インフルエンサーなどの人気者や、製品のファンとつながり、関係を構築してアドバスを受ける方法もあります。

製品などの不満や悩みは見つけ次第、迅速に対応しましょう。
それにより顧客満足度は向上します。

SNSにおけるブランドイメージの強化

多くの企業がフォロワー数にこだわっています。これは単なる虚栄心の数字です。
フォロワーがあなたのブランドに興味がない場合、それは本当の目的に役立ちません。

相互フォローなど中身のないフォロワーと企業に興味のあるフォロワーには違いがあります。(※相互フォローとは「あなたをフォローするから、あなたも私をフォローしてね」という数増やしだけの関係です。)

企業に興味のあるフォロワーはよりよい反応とよりよい会話をもたらしてくれます。
良いフォロワーは口コミマーケティングの種になってくれるでしょう。

相互フォローばかり増やすな、とは言いませんが質のよいフォロワーを増やすことがブランドのイメージをより良く保ちます。

一貫性のある品質

あなたのブランドには個性があり、実は他社よりも優れている部分があります。
自社の性格特性を特定してください。急がなくてもいいですが、問題を先送りしないでください。今から考えてください。
自社ブランドを理解することにより打ち出す戦略が明確化し、ターゲット顧客とつながりやすくなります。

人間性を感じてもらう

SNSの投稿を自動化あるいは、事務的にすることは問題ありませんが、それを継続することはおすすめできません。
個人的に他の人とやり取りし、ブランドに人間性を感じてもらえることはビジネスであっても大事です。

多くの企業は大企業として振る舞い、自分自身をツンとお澄まししようとしますが、これは間違いです。
SNS全てのユーザーは人間です。ですから企業側もロボットではなく人が必要です。
より個人的なレベルでユーザーと関わり、実際の会話を大事にする必要があるのは人間性の親しみを感じてもらうためです。

辛抱強く続ける

SNSにおいてすぐに結果を出すことは難しいです。
毎日発信しても早くて半年くらいから認知されると思ってください。

発信する内容

ちなみに一日の発信数は3~7回くらいが良いでしょう。

そのうち面白いこと半分、ビジネス半分がよい塩梅かと思います。
ユーザーの反応を得たいときはクイズアンケート、あるいは業界のミニ知識なども面白いですね。

まとめ

SNS導入がまだの会社はSNSのイメージを「遊び」として認識しているでしょう。
実際私も会社アカウントの「中の人」をやっていたことがありますが、会社がSNSへのgoサインを出したにも関わらず
運用するのは大変肩身が狭かったです。仕事中に「遊んでる」と思われていたからです。ではどうやってSNSを運用しろと?

これは社長などの重役がSNSの重要さに気がついていないからだと思います。
パソコンが一般社会にも出始めた90年代も同じようなことがあったと思います。
結局パソコンを導入しなかった企業は廃業したと聞きました。

SNSも同じだと思います。新しい分野は、未知で怪しいですがチャレンジすることが大事です。
SNSは無料で始めることができ、SNS広告は検索エンジン広告などの他の広告オプションよりも安価です。
つまり投資が少なく、収益率が高くなるということです。

あなたが成功したいならSNSの導入は「選択肢」ではなく「必須」です。
選ぶ余地はありません。すべてのビジネスに必要です。
ビジネスにおけるSNSの重要性は、今までになく顕著になっています。

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【初心者向け】インバウンドマーケティング7つのステップ | 可成屋 へ返信する コメントをキャンセル

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