デザイン・イラストのお仕事を募集中!→ココナラを見る

非常に効果的なイラストの練習法7ステップ

イラストが上達するためには「練習すればいい」と言われがちですが、どうやって練習すればいいのでしょうか?

ここでは、意図的にスキルアップするためにできる7つのデッサン練習法をご紹介します。

01. 何度も何度も繰り返す

何を描くか、画像をひとつまたは、モノを選び、それを制限時間内に何度も何度も描きましょう。

練習の手順

  1. 絵を探して紙に描きましょう。どれくらいの時間がかかるか時間を計ってください。
  2.  同じ絵をもう一度描きます。ただし、最初よりもっと早く描けるかチャレンジしてください。
  3. できる限り複製を続けて、制限時間を短くしていく。

これを少なくとも20回以上やっていると、何か面白いことに気づくでしょう…。

モノを捉える能力

最初に描いたイラストを見て、そのあと最後に描いたイラストを見てください。20回終わる頃には、モチーフのカタチをよく捉え、細部、線、シルエットを捉えることが上達しているでしょう。

この練習は、全体を捉えることと、描画のための取捨選択の訓練になっています。

02. 直接観察して描く

立体を平面で表現する能力は、どんなアーティストにも必要不可欠なスキルです。そして、それは簡単なことではありません。

3D空間で見たものを2Dの紙に描くという作業は、脳の一部を繰り返し鍛える必要があります。

最初は誰も描画が得意な人はいません。自然にできるものでもありません。芸術家として、描画の方法を学び、実践することが必要なのです。

紙だけ見て描画しても上達しない

「知っているものを描くのではなく、見たものを描け」という言葉がデッサンの授業では大事になってきます。

デッサンをする場合は紙だけに没頭することはありません。3回くらいサッサッサッと紙に描画したらすぐにモチーフを見ます。5秒くらい描いたら10秒くらいはモチーフを見て観察します。

何が言いたいかというと、紙ばかり見て没頭しても空想のモチーフを描いてしまうだけなのでモチーフを観察することが何より大事ということです。デッサンの世界では、目の前のモチーフのそのまま写すことが実力そのものです。

これは何もデッサンだけにとどまることではないです。どんなイラストも基本はデッサンにあると思ってください。ものをよく見て観察することで、3Dの空間と形を理解し、物体がなくてもその物体と同じように描画できるように脳を鍛えるのです。

ときめくものを選ぶ

この練習を継続的にするために、モチーフは面白いものを選びましょう。かっこいいものや、ときめくものなど。

03.自分のマスターしたい講座を選ぶ

自分が興味のある講座やテクニックを学ぶことは、モチベーションを維持する意味でも大切なことです。

しかし、好きな画風の講座なんて都合のいい話なんてないとお思いでしょうが、そんな都合のいい話があるのをご存知ですか?

可成屋が推奨しているパルミーというサイトでは、185の講座を選ぶことができます。もしこの講座合わない、と思ったら途中で見るのをやめる事もできます。

もしパルミーに興味がある方は是非受講してみてください。

パルミーがお金を払って受講するにふさわしいか、内容と金銭的に検証した記事もあるので、そちらも良ければ御覧ください。

独学の絵描きにオススメの無料ではじめる講座パルミー

04. 物体を図形として捉えよう

アタリとは、複雑なイメージや物体を描き始める前に大まかなシルエットでどのように描くか指定することです。

アタリ練習には、イメージや物体、人や動物を四角や三角、丸、紙などの平面にして捉えることから始まります。多くのものを分解して、立方体や球体、円柱などの基本的な形の集合体として表現しましょう。

そうすると、絵を描くのがとても楽になります。複雑な形をよりシンプルな形に分解することで、形や空間がどのように機能するかを脳に教えることができます。

アタリをとることで、本当は全身入れたかったのに、膝までしか描けなかったなどの設計ミスが防げます。

05. 描きこんでいく

アタリの後の工程は、大きなシルエットから捉えていき、徐々に細かい箇所に描きこんでいきます。

素晴らしい作品を見るとき、あなたが目にするのは完成品だけです。そんなものを見て、自分には無理だと思い込むのは簡単です。

しかし、ほとんどのアーティストは基本的な形やフレームワークから始め、少しづつ洗練させ、研磨して、イラストを完成させます。

人間の形が丸や四角を組み合わせた基本的な形で描かれているのを見たことがあると思います。荒削りな構造から、筋肉などのディテールを後から追加していく方がパースの狂いもなく簡単です。

06. 遊んでみよう

人体や物の構造や形をしっかりと理解し始めたら、それを使っていろんなパターンのイラストを描いてみましょう。

  • 顔の形を変えたらどうでしょうか?例えば、丸顔や面長
  • 腕を長くしたり、足を短くしたりしてスタイルを楽しむ
  • 例えばどこかの特徴をを大きくしたり、他の特徴を小さくしたり

色々なパターンを描くことはとても楽しいですよね。しかも、この訓練を繰り返せばあらゆるパターンの人物を描くことができますよね。それは自分だけのスタイルを見つけることにもなります。

失敗しても気にしない

新しいことに挑戦して、たくさんの楽しみを持つことは、絵を描くことを上達させるために不可欠です。
ここで重要なのは試行錯誤です。実験は発見の旅です。何かを試しにやってみると、ひどい見た目になってしまうこともあるでしょう。でも、あまり気にしなくて大丈夫です。そんなことより、次の実験を始めてみて。さぁ、どんなキャラクターができましたか?

1~6までの練習をしていれば、これらの「実験」を早く作ることができるでしょう。

07. 自分の欠点に取り組む

怖いものを避けてはいけません。真正面からぶつかってください。

イラストを描いている時「手」や「足」にさしかかった途端、誤魔化した構図にしたり「あえて単純化してるんだよ」というように逃げていませんか?

怖くて苦手なことは避けてしまいがちです。しかし、このような態度は、長い目で見ると損をすることになりかねません。

苦手なことだからこそやってみよう

最初は苦手なものを描くことは苦しいことばかりですが、流れにのっていくうちに、だんだん上達していくのが見えてきて、楽しくなっていきます。

1ヶ月間、何もしなくてもいいのですが、自分の苦手なところに時間を割いて(週末など)取り組むことをお勧めします。

イラスト練習との付き合い方

練習は続ける

頭でしっかり理解して描けるようにならなければ、時が経つにつれて学んだことを忘れてしまうことがよくあります。練習を続けることは過去に学んだことを補強してくれるので、いつも1~7の練習を心がけましょう。

週末だけ7時間描くよりも、毎日描画1時間でもするほうがオススメです。

他の人と自分を比較しない

人は誰でもレベルが違いますし、同じ講座を受けたとしてもハマるハマらないが顕著で差がでることもあります。

比較すべきは、他人より過去の自分だけなのです。

諦めない

成功の秘訣は「諦めないこと」です。絵を描くことに焦りを感じることもしばしばあるでしょう。すぐに結果を期待してはいけません。改善はゆっくりと徐々に行われます。1週間のトレーニングではオリンピックレベルの体操選手にはなれません。ほんの数日でデッサンの達人になれると期待しないでください。

マスターレベルに到達するには何年もの厳しい練習とチャレンジが必要です。

まとめ

イラストを描くことは素晴らしい経験になります。鉛筆を手に取って練習するという行為は、自分自身と向き合い、向上しようとする意志があるということです。

大丈夫、成果はやがてやってくるでしょう。

ここで紹介した方法で練習することで、それまでの能力より飛躍的に向上していくと思います。何が自分に合っていて何が合わないのか意識して、もう一度チャレンジしてみてください。

忍耐強く、練習する勇気があることを誇りに思いましょう。

最後に素晴らしイラストレーターへの近道なら是非パルミーがオススメです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です