デザイン・イラストのお仕事を募集中!→ココナラを見る

イラスト上達の近道。技術が身につく方法【6選】

2021年にドローイングを習得する方法(これまでになく簡単です
新しい目標であれ、自発的な決断であれ、新しいスキルを学ぶことは、これまでになく素晴らしいことです。この記事では、絵が上達するためのいくつかの選択肢をご紹介します。

向いている学び方は人によって違う

グループで勉強するのが好きな人もいるでしょう。準備が整うまで一人で勉強したい人もいるでしょう。また、両方を組み合わせるのが一番良いという人もいます。

鉛筆を手にしてすぐに行動に移すことが好きな人もいれば、人体構造の勉強と並行して多くの理論を学ぶことを好むかもしれません。

人はそれぞれ違いますし、学び方も違います。幸いなことに、現代では学び方の好みが違うことはもう問題ではありません。
自分のに合った学習方法を知り、どんな選択肢があるのかを知っていれば、自分の好みにぴったり合った学習スケジュールを選ぶことができます。

理想的な学習方法は、複数の方法を組み合わせて使い、多方面から物事を考えれることがよいと思います。

01. 描き方の本

新しい技術を学ぶためのこの方法が昔から支持されているのには理由があります。もちろん、すべての新しい趣味にお勧めできるわけではありません。格闘技や歌を、本を見ながら独学で学ぶことはできないでしょう。しかし、絵を描くことには最適です。

本で学ぶことが人気のは、安くて(講習会よりも安い)、すぐに始められて、家から出なくてもいいということです。クラスに参加したくない内向的な人や、隣の絵画教室から遠く離れた場所に住んでいる人にはもってこいですね。

具体的な始め方

必要なのは、優れたチュートリアルブックを2冊ほど用意することです。

本で絵を学ぶには、指導経験のあるアーティストが書いた、少なくとも2~3冊の総合的な本を使うのが一番です。
絵柄が好みに合うかわかりませんが、個人的には今飛ぶ鳥を落とす勢いのさいとうなおき先生の本がいいと思います。

デメリット

しかし、限界もあります。実際の絵画教室などでは、決まったスケジュールでしていきますが、本で学ぶ場合、独学ですので予定を組むことが難しいです。というのも、絵というのは時間をかけようと思えばどこまででもかけることができます。特に、絵の初心者ですと、どこが終わりかわからずに描き続ける恐れがあります。

そして、集中的に最初の2、3日はたくさん練習をするかもしれませんが、その後は少しずつ本を見ることを忘れて、いずれ本見なくなるでしょう。
よくある話ですが、勝手満足するって話です。

対策法

本から離脱しないための対策法として、自分の作品を見てもらって、具体的なアドバイスや質問に答えてくれる人がいたらいいかもしれません。
絵が描けなくても、的確に違和感を指摘してくれる人もいます。そんな人は大体クリエイターが多いです。クリエイターはセンスがよかったり、常に美しさや効率的なことを意識しながら生活しているのでアドバイザーになってもらうには最適といえます。

独学では本での勉強は難しいという理由から、本を使うのは、最初のうちだけにしたほうがいいと思います。どんな時に本を活用すればいいかというと、この趣味を続けるかどうか迷っているときや、まずは基本的なことを身につけたいと思っているときなどです。

本で大きな概要を理解したあとは、近くの市民会館で時々開催される週末ワークショップに参加したり、オンラインコースを予約したりするとよいでしょう。

02. ブログ

無料で始める絵の勉強としてイラストの描き方講座をしているブログを見るという方法もあります。描き方講座のブログでは初心者向けの絵を専門とした優れており、自分の技術を向上させ、新しいテクニックやヒント、コツを学ぶための素晴らしい方法です。

しかし、ブログは最も優れた方法ではありません。その主な理由は、ブログは決して誰にでも通用するわけではなく、時系列的でもないからです。

あちこちでとても便利な技法や、たくさんの素晴らしい練習問題やチュートリアルのブログを見つけることができますが、それらは通常、絵を描くことを学ぶプロセス全体をAからZまで導くものではありません。

そのため、私はブログを補助的に利用しています。特定のスキルを調べたり、もっと知りたいと思っていたトピックを勧めてもらったりするためのありがたい手段です。

具体的な情報を得たり、モチベーションを高めたり、アイデアを得たりするための「もう一歩先のテクニック」として、ブログは最適なのです。

本には構図についての短い章しか載っていないけれど、もう少し詳しく知りたいと思っていませんか?それも、ブログならきっと問題に対して突き詰めた解決策が見つかるでしょう

03. YouTube

YouTubeは本当に素晴らしいプラットフォームです。ありとあらゆるジャンルの専門家たちが情報発信しているので、もちろん、絵の描き方についても、たいてい無料で提供されています。

また、陰影法や人物画、遠近法などを学びたい場合も、その情報はすぐに手に入ります。私は、アーティストが最初から最後まで絵を描いているビデオを見るのが好きです。そして、制作過程では意外と細かいことは気にせず大胆に描画していくことにびっくりさせられます。。

私は時々、Youtubeで1時間以上を費やし、ビデオからビデオへとクリックして、さまざまなイラストテクニックに少しずつ取り組んでいます。

しかし、YouTubeには教育用としての限界があることも承知しています。経験豊富な講師が作成した高品質なビデオは、多くのことを教えてくれますが、まず、既に知っている知識などを山ほど見なければなりません。

デメリット

無料で、高品質の講座を見れることが最大のメリットではありますが、デメリットもあると個人的には感じています。
これはSNSの普及も起因しているのですが、近ごろどの絵師も同じイラストに見えるということです。

線引きとしてはSNSが爆発的に普及する前の30代以上の世代はわりと絵に個性があるのですが、10代、20代世代はどの絵柄も同じように見えて、違いを見つけるのが難しいです。

イラストの技術が平均的に大きく向上しているのはいいことですが、それぞれの絵が強烈な個性を持った時代も面白かったな。と感じるこの頃です。

04. グループレッスン

最も面白くて、最も実力がつく方法は、単純にグループに参加することです。大人の場合は、平日はオンラインで交流しつつ、週末はイラスト鑑賞会など自分や他人のイラストを見ながら交流し、刺激しあうことが理想です。

人数としては3人から最大6人が理想ではないでしょうか。複数人いれば、技術もピンキリだし性格でも補い合ったりすることができます。

しかし注意すべきはどんな人がくるか?ということです。犯罪が心配される昨今ですので、メンバーを選ぶ場合は必ず知り合いから増やしていきましょう。

05. オンライン講座

私はこれまでに数多くイラスト技術について学んできましたが、オンライン講座は多くの理由から私のお気に入りです。
別の記事でも申し上げているのですが、多くの漫画家、イラストレーターは専門の学校に通い技術を学んでいます。

大学や専門学校で学ぶのは大きな金額が必要なので、オンライン講座ですとかなりの安価で専門の技術を学ぶことができます。
オンライン講座のメリット

  • 好きな時に受講できる
  • グループ学習がない
  • 教室まで移動しなくてよい
  • 自分のペースで学べる

そのため、忙しくて予定が立てられない人や、美術大学から少し離れたところに住んでいる人、独学で新しい技術を身につけたい人には、最適な選択肢といえるでしょう。

オンラインレッスンは、さまざまな長所を兼ね備えています。ライブレッスンと同じくらい充実した内容でありながら、移動する必要がありません。
人々の多くは、毎日窮屈な生活をしています。ですから、少なくともプライベートな時間は、自分の好きなように過ごすことが理想です。

自分のペースで学ぶにはオンライン講座は最適といえます。

木曜日のランチタイム、仕事に戻るまで30分もある?
→オンラインで勉強しましょう。

外は大雨で線路が冠水していますか?
→そんなときには、オンラインで勉強しましょう。

私が最も安価で効果があると思うオンライン講座を紹介します。

パルミー

パルミーは上記で述べたメリットをすべて兼ね備えています。そして随時、実用的な講座も増え続けています。
講座を受講するときはサービスでワコムのペンタブが付いてきますし、クリスタの2年ライセンスもあります。パルミーのオンライン講座は沢山の講師がいるので、講師が合わないと思ったら別の講師の講座を簡単に受けることがも可能です。

絵柄は和から洋まで、背景から人物までありとあらゆる講座を受けることができます。

世の中にはたくさんのオンライン講座がありますが。個人的にはパルミーが一番実践的で、飽きずに継続可能な講座だと思います。
何年もくすぶっているならこの記事をキッカケに思い切って一歩踏み出してはいかがでしょう。

パルミーについて紹介した記事もどうぞ

06. コピー

他のアーティストの作品をコピーすることは、正直なところ、初心者の誰もがやるべきことです。よく言えばオリジナリティがない、

悪く言えば “盗む “ことになるのですが、そんなことはありません。むしろ研究なのです。もちろん、外に発表しないことを前提とした練習のためのコピーであれば、ですが。

練習方法としては模写したいので、参考にしたイラストをプリントアウトしてください。デジタルでも問題ないのですが、アナログの方がより深く理解し、体に染み込む気がします。

そして、参考の作品を徹底的に研究するのです。細かい部分まで見て、線や筆圧、色の使い方を理解してください。そして、彼らがどのように描いたのか、

どのように描いたのかを考えてみましょう。

気に入った作品をトレースしたりコピーしたりして技術を学ぶことは、作家であれば他の作家の作品を読むのと同じです。
最初から上手にできるとは思えません。しかし、たまに練習することで、彼らの技術や構成を理解することができ、貴重な経験となります。

絵師がどのようにして素晴らしい作品を生み出しているのかを知り、彼らの「指導」を理解できたなら、自分のスタイルを確立するために必要なスキルを習得することができます。

注意すべき点は上記でも申し上げた通り、盗んではいけません。どういうことかというと「これは自分が描きました」と発表することは控えた方がいいということです。著作権違反になる恐れがあります。もし発表したいのであれば「○○さんの作品を練習で模写した」と言いましょう。

他人の絵を模写した人の話①

イラストレーターのさいとうなおきさんは自身のYoutubeでイラストの添削をしていることは皆さんご存じだと思います。
ある時、添削依頼が来ていつものようにさいとうなおきさんは添削をしてYoutubeに動画をアップしました。

しかし、そのイラストはある絵師の完全模写されたもので添削依頼してきた人のオリジナルではなかったのです。
コメントでそのことに気づいたさいとうなおきさんは、動画を消しました。

模写された絵師さんにとっては、添削依頼をしてないのに、勝手に添削されて恥かいたようなカタチになったのです。
普通では考えられない話です。模写した人はどうのような認識だったのでしょうか?到底考えられないモラルのない話だと思います。

コピー作品を世に出すことは誰も得しません。コピーされた人も、コピーした本人も。そしてこのことで、さいとうなおきさんに迷惑をかけたことは言うまでもありません。

他人の絵を模写した人の話②

ある人気少女漫画のバスケットシーンが話題になりました。スラムダンクのシーンと構図がほぼ一致していたのです。
トレースしたとしか思えません。
人物が複雑に動くスポーツのシーンでをイチから描くのはとても時間がかかります。忙しい漫画家ならどこかで時短するのが賢いやり方です。しかし、熱狂的なファンが多い有名な漫画をトレースするのは非常にリスキーかつ、モラルに欠けています。

このことは大きなバッシングとなりました。もし、イチから描くのが難しかったら、フリーの写真素材を使ってはどうでしょうか。

このように著作権は非常にデリケートです。ですから、人の絵を参考にするときは充分気を付けて制作しなければいけません。

まとめ

いつの時代も、新しい技術を習得する際に最も難しいのは、きっと「ミーハーな段階」を乗り越えて、それが習慣になるか、
あるいはしっかりと上達するまで頑張ることです。

しかし、そうなるまでには、常に多くの失敗やスランプがあります。そして、失敗やスランプは自信とやる気を奪いってしまうかもしれません。

私たちは忙しい生活を送っています。フルタイムの仕事、子ども、社会的な活動などがあります。

日々忙しい中で、新しい技術を学ぶことが、最初はどんなにワクワクしていたとしても、面倒に感じてしまうことがあります。
習うより慣れろですが、繰り返しは退屈なものです。

「今、絵を描く気分ではないし、自分には才能がないかもしれない」という怠惰の悪魔に対抗するには、自分を騙す方法を学ばなければなりません。

自分を操るには、ちょっとしたチャレンジに勝るものはありませんし、グループで集まって鼓舞し合うこともできると思います。
よくあるSNSの「60分ドローイング」というチャレンジでも、同じような考えを持つ人たちのグループに参加することは、新しい趣味を続け、目標を成功させるための最も確実な方法です。