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プロのイラストレーターになる!6つの提案

仕事を受注できるレベルでイラストを描けるようになったけど、どうやって仕事を始めるの?

いきなり仕事を始めるにはツテがなければいけません。しかし、ほとんどの人はそんなツテはありません。この記事では、どのようにしてイラストレーターとして仕事を得ていくかの提案をしていきます。

現役イラストレーターさんからのアドバイスもあります。

SNSの活用

仕事を受注するための最初にすることは、SNSを使用することです。Facebookや、Twitterなど様々なSNSがありますが、一般的にInstagramから始めるのが良い場所です。

Instagramは写真メインなので、イラストレーターに向いています。過去にした仕事をUPすれば、他のユーザーに見てもらえる機会になります。

Instagram使用の際のアドバイス

  • あなたが投稿しているイラストに関連するハッシュタグを使いましょう。
  • あなたにインスピレーションを与えてくれる人をフォローしましょう。逆にその人に作品を気に入ってもらえたら、あなたをフォローしてくれるかもしれません。
  • 他のアーティストに注目されたいですか?フォロワー数が多い人を、フォローしても気づかれないかもしれません。でも。がっかりしないでください。彼らの投稿にたまにコメントすると、あなたに気づいてくれるかもしれません。
  • 完成品だけでなく、スケッチや制作過程も見せましょう。
  • あなたが本当にくだらない日を過ごしているときでも、できるだけ素敵に見えるような投稿をしましょう。

Instagramの禁止事項

  • 他の人のアカウントに「フォローして下さい」や「作品を見て下さい」などのコメントはやめましょう。それは迷惑行為ととられます。
  • 投稿頻度を気にしすぎて、クオリティの低い作品を乗せないようにしましょう。面白いものがなくても、それはそれでいいのです。
  • 自分の作品に他人のタグをつけるのはやめましょう。スパムだと思われ、ブロックされてしまうかもしれません。
  • フォローしてもらいたいからといって、人をフォローするのはやめましょう。あなたのフォローは本物であり、あなたが本当に好きなアカウントをフォローしましょう。

Instagramで50万以上のフォロワーをもつイラストレーターさんから一言

SNS上での自分のスタイルを見つけて、着飾ろうとせず実際の生活に近い自分を発信してみてください。人々はあなたが作る作品のためにフォローするかもしれませんが、あなたがどんな趣味をもっていたり、生活をしているかを発信することで本当の意味でもっと興味を持ってもらえます。

自分だけの物語、あなたの日常生活、あなたの不安について少しだけでも紹介してみましょう。完璧になろうとするのではなく、心を開いてみてください。

クライアントとの連携

簡単な打ち合わせを楽しんだり、クライアントのアイデアをイラストに落とし込むことが好きな人にはクライアントとの仕事は最高の仕事です。

イラストレーターであるということは、聞き上手になって、クライアントに合った仕事をしなければならないということです。自分のエゴで、好きなように仕事することはできません。
親切に、理解し、解決策を考え、柔軟に対応することが大切です。

イラスト納品までには締め切りがあり、それは時間通りに仕事を納品できないなんてことは絶対に許されません。

クライアントと仕事する時の注意点

クライアントがアイデアを変更したときに資料を参照できるように、すべての契約書と会議内容を紙(またはメール)に保存しましょう。そのためにも、プロジェクトを始める前に、知っておくべき重要なことを確認しておきます。

  • 必要な技術仕様(サイズ、タイプなど)は何ですか?
  • どのような人々がターゲットですか?
  • クライアントはいつ、どのくらいの金額を支払うのか?時給なのか、プロジェクト単体の報酬なのか。正式な契約書にサインをしておくか、メールで了解を得ておくのが良いでしょう。(証拠が大事です)

現役のイラストレーターさんから一言

ちゃんとした仕事を得るには時間がかかるかもしれません。私の場合、最初の仕事を得るのに1年かかりましたが、請求書を支払うようなまともな仕事を得るのに5年かかりました。イラストレーションを始めた最初の年に仕事をもらえることは、とても珍しいことです。仕事を得るためには、時間とお金と努力が必要です。
でも、頑張りましょう。あなたは十分に忍耐強く、一生懸命働くことを望んでいるなら、それは報われるます。適者生存です。

個性的なイラストスタイル

自分の個性について悩むことは、駆け出しのイラストレーターの間で一番多い質問のようです。

そして、個性を見つけることは他人がどうこうしようというものではなく、自分で見つけるしかありません。ですが。気にする必要はありません。

始めたばかりの頃は、まだ自分の特徴的なスタイルを見つけられていないのが普通です。何年も何年もかけて、自分にぴったりのスタイルが見つかるかもしれない。
それまでの間に、スタイルやテクニックをできるだけ試してみてください。自分のスタイルを見つけるための大きな部分は、自分に最も適した素材を知ることです。

イラストレーターの中には、色鉛筆が好きで自分のスタイルに合っている人もいれば、デジタルイラストレーションが得意な人もいます。

自分が誰なのか、何を求めているのか、どのような素材を使うべきなのかを知ることで、最終的には自分だけのスタイルができあがります。
個人的なスタイルは定義上必要ではありませんが、仕事を得るのに役立ちます。クライアントがあなたの作品をスタイルで認識してくれれば、そのスタイルであなたを雇ってくれる可能性が高くなります。

しかしスタイルはひとつにこだわらずに、クライアントやプロジェクトに合わせて、様々なスタイルを極めてもいいと思います。

現役のイラストレーターさんから一言

この質問をよく受ます。「どうやって自分スタイルを開発したのですか?」 そんなことはしていないよ。偶然にできたんだよ。人生の中で様々なスキルを身につけてきて、ある日、手首をぷいんと動かしてみたら、そのスタイルを「見つけた」のです。
基本的には、ハリー・ポッターのようなものです。杖が魔法使いを選ぶ。スタイルがアーティストを選びます。面白いね。

 

個人的には、イラストレーションのスタイルは固定されたものであるべきではないと思っています。アーティストとして成長し、発展していくものですから、固定されたビジュアルスタイルや一つの媒体に永遠にこだわるのは新しい可能性を制限しているように思えます。

つまり、実験すること、時間や心に余裕を与えること、そして最も重要なことは、あなたの手がやりたいことをすること。自分の手がやりたいと思ったことをやることです。

お金の話

あなたがフリーランスのイラストレーターである場合、それはあなたが自営業であることを意味します。
前の記事で言ったように、イラストレーターは絵を描くだけではありません。イラストを描くことは作業のほんの一部に過ぎずませんが、ほとんどの場合、イラストそのものだけが報酬を得る唯一の部分です。

イラストはお絵かきの延長ですが、クリエイティブで立派な仕事です。誰でも出来るわけではありません。最初は安い金額で受注しても、実績が増えていったらしっかりお金を乗っけましょう。

現役のイラストレーターさんから一言

他にも素晴らしいイラストレーターはたくさんいますが、自分を過小評価してはいけません。あなたは本当に何か特別なもの、才能を持っていることを忘れないでください。そしてあなたの仕事に報酬を支払っても構わないと思っているクライアントがきっといるでしょう。

自分は初心者だからといって、値段を下げてはいけません。

無料で働くことは許しません

無料で働くことについては、多くのイラストレーターが様々な意見を持っています。しかし、実際にいくつかの企業は常にタダで物を手に入れようとします。

無料でイラストを手に入れようとする企業(または個人)はサイコパスか世間知らずだと私は思います。私は無料でイラストは提供しません。

無料でイラストを描く人は最近では減りましたが、本当に5年前くらいは大きな問題でした。イラストの仕事の実績が欲しいので格安で受注してる人がいたために、イラストレーター全体の賃金が下がりました。

クライアントとの打ち合わせの時間もきっちり報酬に乗せましょう。そして作業時間も計ってください。そのかかった時間と最低賃金を下回らないように調整して請求しましょう。イラストレーターはクリエイティブな仕事なので自信をもって運営してください。

現役のイラストレーターさんから一言

人脈作りやプロモーションというと、怖そうに聞こえるかもしれないし、商業的すぎるように聞こえるかもしれないけど、仕事を受注するための方法は必ずあります。クリエイター仲間とお酒を飲むのもネットワーキングと言えますし、最近の作品をブログで紹介するのもマーケティングツールになります。とにかく、いろいろ試してみて、自分に合った方法を見つけてみてください。

何を描いたらいいのか、インスピレーションはどこから来るのか。

外に出て、周りを見て、見たものや感じたものを描いてみましょう。それはとても簡単です。

感じ方は人それぞれだから、どこにインスピレーションがあるのか、一概には言えないけど。でも、インスピレーションを得るためには、自分を開放してください。一日中パソコンに向かって、インスピレーションが来るのを待っているのは、なかなか大変なことです。

外に出たり、美術館に行ったり、良い映画を見たり、美しい音楽を聴いたりすることで、インスピレーションを得ることができます。

現役のイラストレーターさんから一言

インスピレーションはアマチュアのためのもの。言い換えれば、座ってアイデアを待つのではなく、スケッチして、スケッチして、スケッチして、スケッチして、スケッチしまっくって。創造モードであなたの脳の世界は広がります。そうすれば、アイデアが湧いてくるはずです。

現役のイラストレーターさんから一言

仕事をしなさい。そして、自分の実績を共有すること。あなたは最も素晴らしいアーティストになることができます。でも、実績を隠している場合は、誰もが知ることはできません。

朝起きて「あぁ、めっちゃ痩せてて肌ツヤツヤになりたい!」と出かける準備をしながら思うことがあります。でも、そんな体を手に入れるためには努力しなければならないことは誰もが知っています。努力しなければ、絶対に手に入らない。

イラストも同じです。何かが起こるのをダラダラと待っていてはいけません。目指す姿に到達するためには働かなければなりません。

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