イラストレーターでになるのは大変な仕事です。誰もが最近イラストレーターになりたいと思っています。自分の好きなことを仕事にできるってロマンチックに聞こえますよね。毎日一日中絵を描くことができます。もし、美しい絵を描くスキルを手に入れたら、これをフルタイムの仕事にしてみませんか?
「でも何から始めればいいの?」
「イラストレーターは本当に一番ロマンチックな仕事なの?」
プロのイラストの世界に飛び込む準備ができている人のために、この記事を書きます。
このブログは、私自身の経験やイラストレーター仲間の経験に基づいて書いています。また、他のプロのイラストレーターのアドバイスも含まれています。
「商業イラスト」という概念
商業イラストとは何かをグーグルで検索して、この分野に慣れることから始めることをお勧めします。
なんだか一気にきな臭く聞こえるかもしれませんが、あなたがプロになりたいと思う分野の内外を知ることは信じられないほど重要です。
通常、イラストレーターは、プロジェクトのコンセプトに合った画像を作成しています。そして自分のためではなく、クライアントのためにイラスト作成を行います。
商業のイラストとは、文章やコンセプトに沿ったイメージを作ることです。
商業イラストは芸術とはちがう
イラストは芸術品とは違います。芸術品は単体の作品になりやすいのですが、イラストはほとんどの場合、アイデアやコンセプトに沿って作られています。
私の認識では、その違いはコミュニケーションにあります。芸術品は、聴衆を「見つける」ことはできても、必ずしも聴衆とコミュニケーションをとる必要はありません。どっちかというと一方通行が多いと思います。イラストは、観客とコミュニケーションをとることを唯一の目的としています。
1.先行投資してますか?
まだイラストレーターになっていなくても、イラストレーターになることが目標なら、普段から絵を描きましょう。空いた時間を絵を描いたり、実験したり、絵画教室やデッサン教室に通ったり、ワークショップや講座に参加したりして、自分の時間をデッサンに投資してみましょう。
現役イラストレーターさんから一言
常に自分の仕事と真剣に向き合ってみてください。真面目に向き合うと言っても、楽しみのために落書きをしたり、自由な発想で面白いイラストを作ることができないという意味ではありません。
ただ、自分の仕事についてしっかり見つめてみましょう。良かった点と悪かった点はどこですか。自分にしかない魅力をもっと深堀りしましょう。イラストレーターの仕事は、他の種類の仕事と同じくらいの価値があります。
2.現代のイラストレーターがしておくべき準備
イラストとビジネスに関する本は何百冊もあります。イラストレーターになる前に、ビジネスについて読んで知る必要があると思います。
パソコンを使用する
昔のイラストレーターは、イラストを作成するためのパソコンを持っていませんでした。ほとんどのイラストレーターは、鉛筆、絵の具、すべてのものがアナログで仕事をしていました。イラストが完成すると、そのイラストは印刷会社に送られ、本や新聞、雑誌などで再生産するための準備をしてもらっていました。
現在では、アナログのイラストレーターはほとんどいなくなり、自分の作品を適切にスキャンしたり、写真を撮ったりして、印刷に使えるようにする方法を知っていることが求められています。
外注先を決めておく
これはもっと先の話になるかもしれませんが、ポストカードやプリント、文房具などを作成したい場合、グッズ制作のプロにまかせてしまいましょう。ラクスルやアドプリントなど、ウェブで入稿すれば印刷をしてくれる会社が多数あります。
もしクライアントに印刷まで頼まれたときのために、サンプルなど取り寄せて紙質、紙の厚み・硬さなど事前に知っておいてください。印刷まで受注できれば、クライアントも印刷を別に頼む手間が省けるので、リピーターになるかもしれません。
イラストレーターになるには美大に行く必要があるのか?
いいえ、必要ありません。クライアントはイラストを作成するために卒業証書のコピーを要求しません。
しかし、それならなぜ美大があるのでしょうか?
美大には素晴らしいメリットがあります。美術学校に行くことは非常に洞察力が鍛えられます。そして、その中で個性的なスタイルを発見し、探求し、仲間の学生から学び、競争し、ビジネスの専門家から話を聞くための素晴らしい時間になることはもうおわかりですよね。
私も大学時代、デザインの課題提出にすごく苦戦しましたが仲間に負けじと創意工夫した覚えがあります。小・中・高・大、どの学歴が一番楽しかったかというと、ダントツで大学でした。
イラストレーターは1日に何をしますか?
状況によって異なりますが、すべてのイラストレーターに当てはまることが一つあります。
イラストレーターにとってイラストを描くことは仕事の一部です。イラストレーターの1日は忙しいです。メールの返信、事務処理、税金の支払い、クライアントとの打ち合わせ、SNSでの宣伝、ストレスの多い仕事、消耗品の購入などなど。
イラストだけを見ると「あ~なんだ簡単じゃん」と思うでしょうが、それはすべてビジネスを運営するための一部なのです。
3.自分の仕事や願いに耳を傾ける
作品を集めよう! アナログで作業する場合は、全体を見渡せるように床に置いておきましょう。デジタルの場合はプリントアウトしましょう。
自分の作品をよく見て、見たものを書き出してみましょう。あなたのターゲットは誰でしょうか?
あなたの作品はカラフルですか、ハッピーですか、ダークですか、陰気ですか、思慮深いですか、装飾的ですか?自分の作品を見るときに見えるもののリストを作ってみてください。
行き詰ったら、友達を巻き込んで助けてもらいましょう
あなたが仕事をしてみたいと思うクライアントのリストを作るのは本当に役に立つことがあります。雑誌、出版社、ブランドなどの名前を書き留めておきましょう。これでスタート地点ができました
現役イラストレーターさんから一言
クライアントのために仕事をしたいと思ったら、自分の仕事がクライアントにとって何を意味するのかを考えてみてください。
例えば、製品を販売する、彼らの物語を伝える、何かを説明する、今後のイベントなどのために彼らの聴衆の注意をつかむ。クライアントがあなたを雇いたいと思うような魅力的なものにしてください。
4.ポートフォリオの作成
ポートフォリオを持たずにイラストレーションのキャリアを始めることはできません。それは、医学部からの学位なしで患者に手術をしようとしている外科医のようなものです。
ポートフォリオは、あなたが何ができるかを示しており、もらうべき仕事を取得するのに役立ちます。
分野によっては仕事ができなくてもハッタリ聞かせて始めればなんとかなることがあります。しかし、イラストレーションの分野で仕事をしたい場合はそうではなく、結局のところ、クライアントは偽物を求めているのではなく、実際にそれができる本物のプロを求めているのです。そして、ポートフォリオはあなたの実力を代弁してくれます。
コメントを残す