お客さんがあなたの家に遊びに来るとき、良い印象を作りたいですか?
散らかった家で夕食をごちそうして、その後お客さんは再び遊びに来てくれるでしょうか?
同じことがあなたのウェブサイトでも言えます。
ユーザーは正直
ユーザーの気持ちを引くための時間は非常に短いです。ユーザーは訪問時おそらくページ上の単語の20%にしか目を通していません。
ウェブサイトが乱雑であり、満足なUX(ユーザー体験)が得られないないならばそのままサイトを出ていくでしょう。
この記事では、あなたのウェブサイトを改善し、転換率を増やし、そしてユーザーが再びサイトを訪問したくなるようにする15の方法をご紹介します。
1.サイトでどんなメリットを得られるか
ユーザーがサイトを訪問した場合や、あなたの製品を買った場合、メルマガを購読した場合、あなたのブログを読んだ場合、ユーザーは何を得られるのかサイトの価値を伝えましょう。
まず、あなたがどんな人で何をしているのか、なぜそれをしているのかをユーザーに伝えます。
可能であれば、あなたのウェブサイトの中に、価値の提案をタイトルに入れましょう。あなたのブログやプロフィールページにも追加しましょう。
下記のような内容を入れるのが好ましいです。
- 私たちの会社は…
- サイト訪問者が…
- どんな情報で…
- どのような利益があるのか
(例)
可成屋のサイト(当社)は、デザイナー及び、絵師(サイトの訪問者)が、デザインやイラスト全般のノウハウ、テクニック(どんな情報)に関する専門的で実践的なアドバイスを見つけることができる場所です。
私の目標は、あなたが今よりもっと素敵なデザインやイラストにより良い結果を得るのを助けることです(どんな利益)。
2. ウェブサイトのカテゴリーとタブ
ウェブサイトのカテゴリーとタブを最適化することは、2つの目的があります。
- ユーザーが探しているものを見つけやすい
- SEO対策になる
ユーザーが使うであろう言葉や、検索している言葉を使いましょう。そうすることで、ユーザーから見つけてもらいやすくなり、検索エンジンが検索の言葉とサイトを関連づけるでしょう。
専門用語は避けよう
専門用語や内部用語はあまり使用しないほうがいいです。
例えば「フレキソ印刷」が何を意味するのか一般的ではありません。フレキソ印刷とは樹脂の凸版印刷のことです。噛み砕ける言葉なら誰しもわかるように「樹脂の凸版印刷」というといいかもしれません。
3.対象カラーをボタンに使う
行動を促すボタンはアクセントカラーや対照的な色にしましょう。
例えば、サイトの色が青や水色が多い場合は、黄色や暖色系のオレンジなど、カラーパレットのアクセントになるような色を探してみましょう。
何をクリックしていいのか、どんな行動になるのか、ユーザーに分かりやすく説明できれば、ユーザーは行動する可能性が高くなるでしょう。
4. 3メートルテストをする
さて、ちょっとしたテストの時間です。ホームページを開いて 机から立ち上がって、パソコンから3m下がってみてください。あなたの会社が何をしているか一目でわかりますか?もっと良いのは、他の人に試してもらうことです。できますか?
サイトのイメージがわかりにくいならば、メッセージングを強化する必要があります。賢ければいいわけではなく、分かりやすく作りましょう。
5. 内部リンク
ウェブサイトで内部リンクを使うべきかどうかについては、いろいろな意見があります。
ある研究によると、最初のページ閲覧の後にユーザーの多くはサイトから離脱します。あまり衝撃的ではありませんが、さらに4回目、5回目の内部リンクにたどり着く人はほとんどいません。
ウェブサイトに内部リンクを貼る場合は、せいぜい3つでいいと思います。
とはいえサイト内に長く留まることは検索エンジンの評価が上がるので創意工夫が必要です。
集中してもらいましょう
記事横に動くアニメーションや広告を置くのはおすすめできません。動きは実際に訪問者の集中散漫にさせます。
人間の脳は、動きの始まりに気づくように脳がつくられているため、動くバナーは特に気が散ります。そして、集中しようとしてもコントロールすることは難しいです。
動きのあるものが本当に必要ですか?メッセージ、コンテキスト、デザインをもう一度見直してみましょう。
6. 社会的証明を活用しましょう
あなたはどんな輝かしい実績がありますか?過去の実績や受賞を惜しまず使いユーザーを惹きつけましょう。
時には誰かに「彼はこんなに素晴らしい」などメッセージをもらい箔付けしてもいいと思います。
7. お客様の声
例えば「お客様の声」をサイトのページに設けていても相当興味がない限り、誰も「お客様の声」のページには行かないでしょう。最後に訪問されたのはいつでしょうか。
もし良い評価をしてくれるクライアントを持っているなら、それは素晴らしいことですし、見られるべきです。
「わたしは素晴らしい仕事をします」と自分でいうより、「この人は素晴らしい仕事をします」と言ってもらうほうがイメージ効果は絶大です。
「お客様の声」をたくさんの人に見てもらうための最良の方法は、ウェブサイト全体に散りばめることです。
残念ですが、誰もあなたを褒めているページをわざわざ探しに行こうとはしません。自分でどんどんアピールしていきましょう。恥ずかしいことではないです。誰でも皆やっているウェブサイトのテクニックです。
8. チームを好きになってもらう
人々は購入する前に、そのブランドのことを知りたい、好きになりたい、信頼したいと思っています。
ウェブサイトから商品を購入するにしても実際は人間と人間のやり取りです。ユーザーには、ブランドの裏側に誰がいるのか、どのようなスローガンをもっているのか知ってもらいましょう。
9. 携帯電話に対応させる
携帯電話で使いやすいサイトを持つことは、以前は「できれば」でしたが、今では「必須」となっています。これは可成屋のサイトでも何度も繰り返しアドバイスしていることです。
携帯電話対応のウェブページは、非対応のページよりも携帯検索結果で上位にランクされるようになりました。
Googleがこれを行ったのには理由があります。それは、ユーザーがウェブサイトを訪れた時に、良い体験をしてもらいたいからです。小さすぎるリンクや文字、サイトのナビゲーションが分かりにくい場合、そのウェブサイトに留まりたいとは思わないでしょう。
10. 誘う新規会員登録の画面
新規会員登録の画面には、3つのPが含まれていることが好ましいです
- 目立つ署名デザイン(Prominent)
- 登録を促す証明(Proof)…◯万人のユーザーがいます
- 約束する(Promise)…こんなメリットが得られるでしょう
何のために会員登録するのかを明確にしましょう。登録する根拠を示せれば、納得したユーザーが新規会員登録する可能性も増えます。
(例えば)
ページ上で非常に目立つようにレイアウトします。そして、10万もの人々が、このサイトに登録していることを示し「アカウントを作れば、毎日、記事と電子書籍を受け取ることを約束します。さぁチェック!」
11. 重要なことは一番最初に
人々は「見えてる画面より下にはスクロールしない」というこの考え方に囚われている傾向があります。
スクロールは、ユーザーがインターネット上で行う最も自然な行動なのです。しかし、だからと言って人々がスクロールしないわけではありませんし、「見えている画面より上」にすべてを詰め込まなければならないわけでもありません。
最も重要なメッセージを一番上に置き、必要に応じてユーザーにスクロールする理由を与えましょう。
12. 特典ページ
特典ページは効果的な方法の一つです。特典ページは、ユーザーがメルマガ会員に登録したり、電子書籍をダウンロードしたり、クーポンコードを与えたり、ビデオを追加したり、SNSでフォローしたり色々な方法があります。
ECサイトをしているなら、ユーザーが友人を招待すればクーポンコードを獲得できるシステムはいかがですか?特典ページは追加するコストはほとんどないにも関わらずユーザーにとっては大きな興味になるでしょう。
まとめ
これらの12のテクニックいかがでしたか?
- サイトでどんなメリットを得られるか
- ウェブサイトのカテゴリーとタブ
- 対象カラーをボタンに使う
- 3メートルテストをする
- 内部リンク
- 社会的証明の活用
- お客様の声
- チームを好きになってもらう
- ケーターに対応させる
- 誘う新規会員登録の画面
- 必要なことは一番最初に
- 特典ページ
この記事で一つでも改善点が見つかれば幸いです。再構築がうまくいけば、ユーザーが再びサイトに戻ってくるかもしれません。
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