最近姉のススメで布ナプキンを大量に買いました。
布ナプキンについて調べるとメリットだらけでした。
私が布ナプキンについて調べたことと、姉の経験を紹介しつつ、布ナプキンについて熱くお話したいと思います。
布ナプキンとは
今の世の中使い捨てのナプキンを使っている女性がほとんどです。
それは親、姉が使用していることで使い捨てナプキンを使うことが当たり前になっているからでしょう。そしてテレビCMでも使い捨てナプキンをよく見ますよね。
女性の生理において、使い捨てナプキンが主流ですが、その傾向を見直す流れが出てきています。使い捨てナプキンのあらゆるデメリットを解消してくれる布ナプキンに切り替える女性が増えてきているのです。
ゴミ出しのストレス軽減
使用済みのナプキンをゴミに出す時、袋の外から見えないようにすることと、ゴミ出しまでトイレのゴミ箱に保管しておく匂いにストレスを感じませんか?
私はいつも神経質に使い捨てナプキンのゴミ出しにストレスを感じていました。
布ナプキンはゴミは出ないので、ゴミ出し時のストレスがありません。また、袋の容積に余裕がでることもメリットです。
お財布に優しい
使い捨てナプキンは結構高いですよね。そのため私は毎回買う時に価格をよく見て買います。
一方布ナプキンを買ってしまえば、それ以降使い捨てナプキンを買わなくてよくなるので経済的です。
使用感はサラサラ
布ナプキンは布でできているので使用感はサラサラ。汗も吸ってくれるので夏場の使用感も快適です。
布ナプキンは漏れないのか
皆さんが一番心配していることかもしれません。布ナプキンは漏れないのか?
布ナプキンには防水布が外側にあります。そのため、経血で汚れにくくなっています。
構造はほとんど使い捨てナプキンと同じだと思ってください。
肌に当たる方に吸水布、外側に防水布が縫われています。布ナプキンのほとんどは吸水布が何枚か縫われています。
使い捨てナプキンと同じように、その日によって2~6時間で交換してください。
交換のタイミングを間違わなければ漏れることはありません。
布ナプキンはどのくらい経済的?
皆さんは家で紙皿を使って食事をしていますか?普通は長期使うことを考えて陶器の皿を使っていますよね。布ナプキンの考え方はこれと同じです。布ナプキンは洗って乾かせば、また使えるので経済的です。
お店で使い捨てナプキン12コ入は300円前後しますよね。1個あたりの使い捨てナプキンは25円です。
一方、布ナプキンは1枚1000円はします。高いと思いますよね。しかし使用回数を考えるとお得になってきます。
布ナプキンを40回使用すれば、1回の使用料は25円です。1回の生理で洗濯することを考えて2回使用すれば、1年と8ヶ月で40回使用することになります。
単純計算ですが、布ナプキンは1年と8ヶ月以降は使い捨てナプキンより得をしていくということです。
私の姉は布ナプキンになって4年経つけどまだまだ使えると言っていました。
そして、もし閉経しても頻尿で使用できそうだな…と思っているのは私だけではないはずです。
布ナプキンで起こる健康変化
生理痛の軽減
これは通販の口コミで見たのですが、生理痛に悩む人が布ナプキンに変えたところ、生理痛が軽減したそうです。気の所為なのでは?とお思いでしょうが、使い捨てナプキンに比べて布ナプキンは温かいそうです。
確かに布ナプキンの多くはオーガニック100%のコットンで作られています。
使い捨てナプキンは外側の面がビニールですが、布ナプキンはすべて布ですから温かいのはうなずけますね。そして使い捨てナプキンのパンツに固定するための粘着がないのも良い点です。
経血をコントロール出来るようになった
これも口コミと姉の話からですが、経血が尿のように出せるようになったそうです。
不思議なことに、生理が7日から4日で終わるようになり、ゼリー状の血の塊も出なくなったと聞きました。
江戸時代など、昔の人も布ナプキンしかなかったようで、同じく尿のように経血を出していたそうです。(当時の布ナプキンには防水布はなかったと思いますが)
人間の体は意外と環境に合わせられる生き物なんですね。
災害時にも役に立つ
最近、日本では災害が多いですが、その時赤ちゃん用おむつが不足しているとニュースで見たことはありませんか?実は生理用ナプキンも不足しているのです。災害時は交通機関が麻痺し、物資が届かなくなってしまいます。もし災害が起きた時生理が始まったらどうしますか?
布ナプキンは災害時でも洗濯することさえできれば再び使うことができます。
もしもの時のために布ナプキンに慣れておくのもいいかもしれません。
布ナプキンの使い方
使い始める前に
天然のコットンには綿花の油分が含まれています。ほとんどの布ナプキンの肌に当たる部分が天然のコットンでできているため、布ナプキンを購入したら最初に洗濯しましょう。
洗濯せずに使用すると、吸水力が充分に発揮できないことと、洗濯前のつけ置きの時にも油分で水を弾いてしまうために汚れが落ちにくくなるそうです。
外出時
布ナプキンに慣れてきたら外出時にも使用してみてください。
外出時は換えの清潔な布ナプキンと洗濯用洗剤か、セスキ炭酸ソーダを水に溶かしたものをスプレーボトルで持ち歩きましょう。交換時に使用済みの布ナプキンにスプレーしておくと汚れが落ちやすくなります。
外出時にポーチにまとめておくもの。
- 換えの清潔な布ナプキン
- 洗剤を溶かした水スプレーボトル
- 使用済みの布ナプキンを入れる袋
家でのお手入れ方法
使用済みの布ナプキンはまとめて洗濯したいので、バケツにつけ置きしておきます。
バケツに用意しておく水は布ナプキンが浸かるくらい、洗剤は酸素系漂白剤を計量スプーン一杯。洗剤はセスキ炭酸ソーダでも可です。半日を目安につけ置きしてください。
(つけ置き時間が長くなると、色移りする可能性があります)
つけ置きしておいた布ナプキンはその日のうちにお風呂に入る時に手洗いして、ネットに入れて洗濯機で洗ってください。(追い殺菌と脱水が目的)
私の姉は面倒くさいので2日くらい溜まってから洗濯するそうです…。
干すときはカタチを整えて干す。
慣れてくれば布ナプキンの洗濯も苦にならないようです。ちなみにお湯の温度が45度以上になると経血は逆に固まる場合があるらしいです。
おすすめの布ナプキンは?
最近はたくさんのメーカーが布ナプキンを販売しています。私は最初5枚セットの布ナプキンを購入しました。布ナプキンが届いて嬉しかったので姉に報告したら「もっといい布ナプキン知ってるよ」と別のショップを教えてもらいました。
「もっと早く教えてよ~涙」って感じなんですが、結局教えてもらったショップで大量購入しました。
ジャン★
「夜用3種セット+おまけのおりもの用布ナプキン」を3つ購入しました。
購入したショップはベイビーハーツ 楽天市場店さん。
布ナプキンはどれも同じと思っていたんですが、どう差別化しているのか?
姉がおすすめした理由がこちら
なんと、布ナプキンなのに3Dの布ナプキンを作っているんです。もちろん肌に当たる布はオーガニックコットン100%日本製。
私もこの3Dをみてめちゃくちゃ欲しくなってまとめ買いした、というわけです。
姉の「4年使っててまだ使える」というお墨付きです。
いくつ持ってればいいのか?
結局いくつ持っていれば使い捨てナプキンを買わなくて済むのか、それは濁すようで申し訳ないのですが、生理の経血の量は個人差なのでなんとも言いようがありません。
一応参考ですが、経血の多い日に何回ナプキンを変えるか、洗濯のローテーションなど考えて、私は夜用を上記の通り大小合わせて9つ買いました。昼の多い日用は6つ。おりもの用(ライナー)は5つ。もともと布ナプキンは少しもっていたのでこれがすべてです。
夜用を買っておけば経血が多い日でも少ない日でも使えます。「大は小を兼ねる」です。
最小限の布ナプキンしかいらないという方は使い捨てナプキンと併用したり、徐々に買い足していくのもいいですね。
まとめ
調べてみたら布ナプキンは女性にとってワクワクする商品でした。
- ゴミが出ない
- 経済的
- 蒸れにくい
- オーガニックコットン100%で敏感肌にも良い
- 生理痛の軽減
- 経血をコントロールできるようになる
- 災害時に役に立つ
使い捨てナプキンが発売されるより前の話ですが、母が初潮になった時に祖母が手縫いで布ナプキンを作ってくれたそうです。
使い捨てナプキンが当たり前だった私は布でナプキンを作っていたことにすごく驚いたのですが、今思えば昔のほうが理にかなっている気がします。
バレンタインが企業戦略によって日本に新しく誕生したイベントと同じで、使い捨てナプキンも企業戦略によって新しく塗り替えられた常識となりましたね。
使い捨てナプキンを使うことが普通になっていますが、使い捨てナプキンは本当に「良い」ものなのか考えてしまいます。
温故知新とはよく言ったものです。布ナプキンはたくさんのメリットがあるのでどんどん使っていきたいですね。
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